しみレーザー後に色が濃くなった?「ハイドロキノンクリーム」について
しみレーザー後に色が濃くなった?「ハイドロキノンクリーム」について
美容に関するお悩みはいろいろありますが、その中でも多いのが「しみ」のお悩みです。
当院にも毎日多くの方がしみ治療で来院されており、しみのレーザーは大活躍しています!
今回は、そんなしみレーザー治療後に起こることがある「炎症後色素沈着」と、その際に当院でおすすめしている「ハイドロキノンクリーム」についてお話しします。

目次
レーザーできれいになったのに、また濃くなった?
しみのレーザー治療後、
「一度きれいになったのに、また茶色くなってきた…」
「レーザーをしたところが、前より濃く見える気がする…」
と心配されることがあります。
これは、レーザー治療による炎症のあとに一時的にメラニンが増える「炎症後色素沈着」の可能性があります。
レーザー治療が失敗した、しみが再発した、というわけではなく、レーザー後の経過として起こることがある反応です。
多くの場合は時間の経過とともに徐々に薄くなっていきますが、色素沈着が強く出たり、改善するまでに時間がかかったりする方もいらっしゃいます。
そこで当院では、必要に応じてハイドロキノンクリームを処方しています。
ハイドロキノンクリームとは?
ハイドロキノンは、メラニンの生成に関わる酵素「チロシナーゼ」の働きを抑える作用を持つ成分です。
しみ・そばかすや炎症後色素沈着など、色素沈着の改善を目的として使用されます。
当院では主に、しみレーザー治療後の炎症後色素沈着に対して、5%濃度のハイドロキノンクリームを処方しています。
レーザー治療は「照射して終わり」ではありません。
治療後の紫外線対策やスキンケア、そして必要に応じたハイドロキノンなどのアフターケアも、きれいな仕上がりを目指すための大切なポイントです。
ハイドロキノンクリームの使い方
当院で処方された場合は、医師の指示に従って使用してください。
基本的な使用方法は、1日1回、夜のスキンケア時に色素沈着が気になる部分へ少量塗布します。
翌朝は洗顔でしっかり洗い流し、日中は必ず日焼け止めを使用して紫外線対策を行ってください。
ハイドロキノンを使用していても、紫外線をたくさん浴びてしまっては十分なケアにつながりません。
「ハイドロキノン+紫外線対策」をセットで考えることが大切です。
使用中に気をつけていただきたいこと
ハイドロキノンは有用な成分ですが、肌質によっては赤み・ヒリヒリ感・かゆみ・乾燥・かぶれなどの刺激症状が出ることがあります。
このような症状がみられた場合は無理に使い続けず、いったん使用を中止して当院へご相談ください。
また、長期間漫然と使用するのではなく、肌の状態や色素沈着の経過を確認しながら使用することが大切です。
使用期間についても自己判断せず、医師の指示に従ってください。
色素沈着が出ても、焦らずじっくりケアを
しみレーザー後の炎症後色素沈着は、数か月から半年以上かけて徐々に目立たなくなっていくことがあります。
せっかくレーザーを受けたのに治療部分が茶色くなってくると、
「しみが取れていないのかな?」
「レーザーをしない方がよかったのかな?」
と不安になってしまいますよね。
でも、炎症後色素沈着であれば、レーザー後の経過の一つとして起こり得るものです。
焦ってこすったり、自己判断でさまざまな化粧品を重ねたりせず、紫外線対策をしっかり続けながら、必要に応じてハイドロキノンクリームでじっくりケアしていきましょう。
現在ハイドロキノンをご使用中の方も、これから使用を検討されている方も、
「この赤みは大丈夫?」
「いつまで塗ればいい?」
「色素沈着なのか、しみが残っているのかわからない」
など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
レーザー治療だけでなく、その後の経過もしっかりサポートしていきますので、一緒にきれいな肌を目指していきましょう♪
記事監修医師
略歴
2000年3月 藤田保健衛生大学医学部卒業
2001年5月 医師免許取得
2001年5月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 入局
2003年4月 土岐市立総合病院形成外科 勤務
2004年4月 市立伊勢総合病院外科 外科研修
2005年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 勤務
2008年4月 津島市民病院形成外科 勤務
2010年3月 医学博士取得
2011年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 助教
2013年4月 津島市民病院形成外科 主任医長
2015年4月 みやもと美容クリニック 開業
所属学会・資格
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会正会員
国際形成外科学会会員
日本頭蓋顎顔面外科学会会員
日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会会員
ボトックスビスタ®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
院長/宮本 英治
(みやもと えいじ)


