ルビーフラクショナルレーザーについて
ルビーフラクショナルレーザーとは?
ルビーレーザーとは?
ルビーレーザーは、波長694nmの赤色レーザーで、メラニン色素に吸収されやすい特性を持っています。このため、長年にわたり**シミ・そばかす・太田母斑・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)またはABNOM(後天性両側性太田母斑様色素班)**などの治療に使用されてきました。
フラクショナルレーザーとは?
フラクショナルとは「部分的な」という意味で、レーザーを点状に微細なドット状に照射することで、肌全体にダメージを与えず、再生能力を活かして肌質改善を促す治療法です。CO2やエルビウムなどが代表的ですが、ルビーレーザーにもこの技術が応用されています。
ルビーフラクショナルレーザーの特徴
- 694nmの波長でメラニン色素に高反応
- 点状照射により肌の再生を促す
- 従来のルビーレーザーよりダウンタイムが短い
- 色素沈着のリスクが従来より軽減されている
主な適応症
とても効果的
シミ・そばかす・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)またはABNOM(後天性両側性太田母斑様色素班)の改善
効果あり
肌トーンの均一化
多少効果あり
毛穴の開き 、 肌のハリ・弾力アップによる毛穴改善
小じわの改善
※肝斑に対しては、従来に比べてダウンタイムは少ないものの適応外となります。
治療の流れ
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カウンセリング
肌状態・色素沈着の種類・過去の治療歴などを確認。
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洗顔・クレンジング(来院前に行なうことをオススメいたします)
メイクや皮脂をしっかり落とします。
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麻酔クリームの塗布
痛みの軽減に使用します。
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レーザー照射
1回あたり約15〜25分程度。(麻酔含め30~40分程度)
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クーリングとアフターケア
赤みを抑えるためクーリングマスクにて冷却。その後は保湿と日焼け対策が重要です。
メリット
- ✅ 色素への選択性が高く、薄いシミにも効果的
- ✅ 肌表面の損傷が少ない(=マイクロダメージ)
- ✅ ダウンタイムが比較的短い(赤みは数日程度、カサブタはほぼできない)
- ✅ フラクショナル効果により総合的な肌質改善が可能
デメリット・リスク
一時的な赤み・腫れ(施術後1〜3日続くことがある)
乾燥(数日間はしっかり保湿が必要)
色素沈着のリスク(日焼けや摩擦でPIH(炎症後色素沈着)が起こる可能性あり)
効果の個人差(色素の深さや肌質により異なる)
ダウンタイムと注意点
- 🔹 赤み・ほてり:当日〜翌日に落ち着くことが多い。
- 🔹 メイク:翌日から可能。
- 🔹 日焼け対策:SPF50以上の日焼け止めを使用することをおすすめいたします。
施術回数の目安
- 1回でもトーンアップ効果を感じる方もいらっしゃいます。
- 通常、1クール(3回、およそ1ヶ月間隔)でより高い改善効果が期待されます。
- ADMは3クール(9回)が治療の目安となります。
☆ルビーフラクショナルレーザーの治療経過などの詳細は、また別の機会に紹介いたします。
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