ピアスについて

新学期や新生活が始まるこの時期は、ピアスの施術を希望される方が多いです。

そこで今回は、ピアス(主に耳ピアス)のよくある質問に関してお話します。

【耳ピアスに関するQ&A】

1. ピアスを開けるときは痛いですか?

2. ファーストピアスはクリニックで用意してくれますか?

3. ピアスを開けたその日にお風呂は入れますか?

4. ピアスを開けた後の処置はどのようにしたらよいですか?

5. ファーストピアスはどれくらいの期間つけてないといけないですか?

6. 金属アレルギーが心配なのですが。。。

7. セカンドピアスはどのようなものを選べばよいのでしょうか?

 

Q1. ピアスを開けるときは痛いですか?

A. 当クリニックではピアスガンを使用してピアスを開けます。

これは、一瞬で終わりますので基本的に麻酔なしで患部を冷やして行います。

あとからジンジンしてきますが、それもほどなく治まりますのでご安心ください。

Q2. ファーストピアスはクリニックで用意してくれますか?

A.  はい。先ほどのピアスガン専用のピアスを使用します。

当クリニックは、チタン製ピアスのみの取り扱いとなりますので、種類に限りはありますがいくつかは選ぶことができます。

Q3. ピアスを開けたその日にお風呂は入れますか?

A.  もちろん、入れます。

ただし、施術当日は万が一出血する可能性もありますので患部を触りすぎたり、長時間の入浴は控えてください。

※ボディピアスの場合はシャワー浴のみでお願いします。

Q4. ピアスを開けた後の処置はどのようにしたらよいですか?

A.  入浴後、シャワーで患部を洗い流す程度でけっこうです。

ピアスを外して消毒したり、塗り薬を塗る必要はありません。

触りすぎると逆に感染を起こしたりすることがあるので、必要以上に処置しない方がよいでしょう。

Q5. ファーストピアスはどれくらいの期間つけてないといけないですか?

A.  およそ2ヵ月です。

1ヵ月でも穴は完成していることがありますが、2ヵ月つけっぱなしの方がピアス穴が安定しやすいです。

その時期に一度ピアスを回してみたり、前後に動かしてみてスムーズに動くようでしたらおそらく穴が完成しています。

Q6. 金属アレルギーが心配なのですが。。。

A.  金属アレルギーは患部に触れている微量な金属が溶け出して起こる症状です。

金属ピアスの施術の場合、その多くは接触皮膚炎なのですが、実はこれは誰にでも起こりうる症状なのです。

そのため当院ではアレルギー対応の金属ピアスのうち、最もアレルギーを起こさないチタン製ピアスのみを取り扱っています。

このチタン製ピアスでアレルギーを起こしたという方は、当クリニックでは今のところいらっしゃいません。

※ちなみに医療用ポリカーボネイト(クリアタイプ、プラスチックのような素材)もありますが、ピアス穴が安定しにくいため当院では使用しておりません。

Q7. セカンドピアスはどのようなものを選べばよいのでしょうか?

A.  セカンドピアスはお好きなものを選んでいただいてかまいませんが、同じ太さの軸のピアスが好ましいです。

また、いったん穴が完成したからといって安心ではありません。「セカンドピアスに変えたとたん、かぶれてしまった!」といったケースもあります。

その際、ピアスを外したままにしておいたら、穴がふさがってしまったという場合もあります。

(その場合は、ファーストピアスに戻すと症状が落ち着きます。)

市販のもので、アレルギー対応ピアスと表示されているものでもかぶれる場合は、そのピアスはあなたに適さないでしょう。

正直、つけてみないと分からないことがあるので、自分に合ったピアスを見つけてください。

※接触皮膚炎は、ピアスをつけかえたその日のうちに起こることがあります。

 

【その他のピアス】

当クリニックではボディピアス(ヘソのみ)のご用意もあります。

こちらは、麻酔をしてニードルでピアスを開けます。

※耳は 耳たぶ 耳軟骨(へリックス) トラガス はピアスガンで開けられますが、それ以外の部位だとニードルを使用します。

※その他の部位でもご相談に乗れますが、上記以外はピアスのご用意はありませんので予めご了承くださいませ。