タトゥー除去レーザーの経過について
前回、動画でもご紹介したタトゥー除去レーザーの経過についてご紹介します。
(動画はコチラ☞「タトゥー除去レーザーの経過(動画)」)
ループ動画で何となくしか分からなかったかもしれませんので、あらためて説明します。
当院のタトゥー除去レーザーはQスイッチルビーレーザーを使用します。

今回は、腰の単色のタトゥー除去をこちらのQスイッチルビーレーザーで行いました。

施術前です。温泉など公共施設に行くのに隠すのが面倒とのことでタトゥー除去を希望されました。
単色で、時間や回数がかかっても、なるべく皮膚にキズが残らないように除去したいとのことでしたのでQスイッチルビーレーザーによるタトゥー除去を提案しました。

タトゥー除去レーザー照射直後。IWPといって、照射部位が白く浮きたつ現象が起きます。これは、レーザーがタトゥーに反応していることを示します。

タトゥー除去レーザー後7日。いったん、元の色素より濃くなります。カサブタができることもあり、浅いタトゥーはカサブタとともに取れることもあります。
その後は色素沈着といって色戻りが数カ月続きます。

タトゥー除去レーザー後2ヵ月。施術前より若干薄くなったかな?という状態です。続けて2回目の照射を行いました。









順番に、2回照射後2ヵ月、3回照射後2ヵ月、4回照射後2ヵ月、5回照射後2ヵ月、6回照射後2ヵ月、7回照射後2ヵ月、8回照射後2ヵ月、9回照射後2ヵ月、10回照射後2ヵ月です。
少しずつですが、徐々に薄くなっていきます。
より詳細な途中経過は動画で紹介していますので、そちらもご覧ください。
(動画はコチラ☞「タトゥー除去レーザーの経過(動画)」)

タトゥー除去レーザー11回照射後2ヵ月。これなら、ほとんどタトゥーとは分からないですね。
ご本人も、「もう、タトゥーを気にせずに温泉などに入れるようになった!」とご満足いただけました。
※タトゥー除去レーザーにより、全ての人がこのように治療できるわけではありません。
単色(黒や青黒い)のタトゥーが適応となります。赤や黄色、緑などのタトゥーには反応しません。
タトゥー除去レーザーの治療にはどうしても回数がかかってしまう可能性があります。
個人差はありますが、プロフェッショナルタトゥーのような機械彫りは深くまで色素が浸透している可能性がありますので、6~12回、もしくはそれ以上かかる場合があります。
アマチュアタトゥー(自分で彫ったもの、もしくは知人に手彫りで彫ったもの)は色素の浸透が浅い可能性がありますので少ない回数でタトゥー除去できる可能性もありますが、1回で取れるという保証はありません。
※タトゥー除去はレーザー以外にも方法はありますので、上記のレーザーの適応のないタトゥーの方もあきらめずに無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
「タトゥー」でお悩みの方は一度ご相談ください。
◎無料カウンセリングご予約はコチラ

記事監修医師
略歴
2000年3月 藤田保健衛生大学医学部卒業
2001年5月 医師免許取得
2001年5月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 入局
2003年4月 土岐市立総合病院形成外科 勤務
2004年4月 市立伊勢総合病院外科 外科研修
2005年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 勤務
2008年4月 津島市民病院形成外科 勤務
2010年3月 医学博士取得
2011年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 助教
2013年4月 津島市民病院形成外科 主任医長
2015年4月 みやもと美容クリニック 開業
所属学会・資格
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会正会員
国際形成外科学会会員
日本頭蓋顎顔面外科学会会員
日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会会員
ボトックスビスタ®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
院長/宮本 英治
(みやもと えいじ)
