タトゥー除去手術ができる場合、できない場合

タトゥー除去手術は大きさだけでなく、部位(タトゥーを入れた場所)によっても難易度が異なります。

例えば、指に自分で入れたような線状のリング(指輪様)であれば少し皮膚を切除して縫合することができます。

しかしながら、指の場合、文字(よくあるのが梵字)や模様などになると小さい範囲ですが切除するのが一気に難しくなります。

何回かに分けて行う分割切除をするにしても皮膚に余裕がないので限界があります。

皮膚移植は一つの手段ですが、別の部位から皮膚を採取する必要があるのと、皮膚の生着の問題があり、貼り付けた皮膚がくっつかない可能性もあります。

ある程度の範囲で切除縫合できないときに行う皮膚剥削術(アブレーション)は手や指などの薄い皮膚に行うと腱や骨が露出して機能的な問題を引き起こす可能性があります。

手指の場合、可能であれば切除または分割切除(せいぜい2回くらいに分けて切除)を行いますが、不可能な場合はレーザー治療が無難です。

手指のタトゥーは単色(黒や青)が多いので、地道にレーザーを照射するほうが安全です。(複数回レーザー照射する可能性がありますので時間はかかります)

ちなみに、先日、指のタトゥー切除を行いました。

 

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