コレって感染?ほくろ除去後の経過について
ほくろ除去後の経過について、治りが遅いと「コレって感染を起こしているのではないか?」とご心配になられる方がいらっしゃいます。
多くの場合は感染(化膿)しているのではなく、傷の治りの過程で起こる変化ですので、こちらについてご説明いたします。
施術を受けられる皆さまには、事前に「レーザー後1週間程度で新しい皮(上皮化)ができて、その後にきびあとのような赤みが続きます。」とお話ししています。
たとえば、比較的大きくてふくらんでいるようなほくろ除去をした場合などですが、「レーザー後新しい皮(上皮化)ができる」1週間の間に以下のようなことが起こることがございます。
ほくろ除去前
ほくろ除去直後
レーザー後5~7日ごろになっても、まだ新しい皮(上皮化)ができておらず、中央に白いか、または黄色っぽい膜のようなものがみられることがあります。
レーザー後5~7日
これを見ると、「治りも遅いし、真ん中に膿のようなものが付着している。コレって感染かも!」と心配になりお問い合わせいただくことがございます。
しかしながら、詳しくお伺いすると「痛みもなく、まわりもさほど赤くなってもいない」とのことなので、コチラは通常の傷の治りで起こりうる過程であると説明させていただいております。
ちなみに、もし本当に感染している(化膿している)ときは、痛みもかなり強く、まわりももっと赤く腫れあがってきます。
ほくろも大きさや深さにより、2週間くらいでゆっくりと新しい皮(上皮化)ができる場合がございますので、1週間でキッチリ治らなくても心配ございません。
およそ2週間後
キズがきちんと治るまでの対処法としましては、洗顔はレーザー後からもしていただいてかまわないのでシャワーなどで患部を軽く洗浄して、お渡しした塗り薬を塗って、清潔を保つようにしていただければよいです。
これとは別に「テープかぶれ」による症状もございます。
コチラは「周りが赤くなって透明な液(浸出液)が出る」と言われることが多いです。
「テープかぶれ」の場合、テープを貼っている範囲で赤くなり、また、かゆみが生じることが特徴です。
コチラは速やかにテープを中止し、シャワーなどで患部を軽く洗浄して塗り薬のみの処置を行っていただければ自然と改善してまいります。
記事監修医師
略歴
2000年3月 藤田保健衛生大学医学部卒業
2001年5月 医師免許取得
2001年5月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 入局
2003年4月 土岐市立総合病院形成外科 勤務
2004年4月 市立伊勢総合病院外科 外科研修
2005年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 勤務
2008年4月 津島市民病院形成外科 勤務
2010年3月 医学博士取得
2011年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 助教
2013年4月 津島市民病院形成外科 主任医長
2015年4月 みやもと美容クリニック 開業
所属学会・資格
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会正会員
国際形成外科学会会員
日本頭蓋顎顔面外科学会会員
日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会会員
ボトックスビスタ®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
院長/宮本 英治
(みやもと えいじ)


