全腕+全脚脱毛
痛みが少ないダイオードレーザーで、腕と脚のムダ毛ケアを!
当クリニックでは、痛みが比較的少なく、安全性が高い医療脱毛機器として「メディオスターモノリス(Mediostar Monolith)」を採用しています。
メディオスターモノリスとは?

メディオスターモノリスは、ドイツのAsclepion社が開発したダイオードレーザー脱毛機です。808nmと940nmという2種類の波長を組み合わせることで、従来の単一波長レーザーに比べてより広範囲かつ深層にアプローチできるのが特徴です。
この機種は、蓄熱式と熱破壊式の両方の照射モードを搭載しており、肌質や毛質に応じた最適な設定が可能です。とくに蓄熱式は、従来の高出力レーザーに比べて痛みが少なく、敏感肌の方や痛みに弱い方でも安心して施術を受けられます。
メディオスターモノリス脱毛の効果
蓄熱式レーザーの特徴
メディオスターモノリスの蓄熱式モードは、毛根ではなく、「バルジ領域(毛の成長を司る幹細胞のある部分)」にじわじわと熱を加えることで脱毛効果を発揮します。これにより、毛の成長を長期的に抑制できます。
広範囲への高い効果
2波長レーザーが真皮層と毛包両方にアプローチすることで、太い毛から産毛まで幅広く対応でき、腕と脚をはじめ、顔・ワキ・VIOなどの脱毛にも適しています。
施術回数の目安
個人差はありますが、5〜8回の施術で自己処理が不要になるレベルの脱毛効果が得られるとされています。初回から数回で効果を実感できる方もいらっしゃいます。
メディオスターモノリスのメリット
痛みが少ない
従来の熱破壊式レーザーに比べて、じんわり温かい感覚程度の照射で済むため、「輪ゴムではじかれるような痛み」が苦手な方にも最適です。
肌トラブルが起きにくい
レーザー照射時に強力な冷却機能が作動し、やけどや赤みなどのリスクを軽減します。また、低出力での蓄熱式照射は敏感肌やアトピー肌でも施術可能な場合があります(※医師の判断が必要です)。
幅広い毛質・肌質に対応
産毛・剛毛・色黒肌など、幅広い肌タイプや毛のタイプに対応しており、日本人の肌に適した仕様です。
施術スピードが早い
連続照射機能により、全身脱毛でも短時間で施術が完了。1回あたりの負担が軽減されます。
メディオスターモノリスのデメリット
即効性に欠ける場合がある
蓄熱式の場合、毛がすぐに抜け落ちないことがあります。数日〜数週間かけて自然に脱落していくため、「すぐにツルツルにしたい」人には不向きなことも。
効果の実感に時間がかかることも
とくに産毛への効果はゆるやかなため、回数や期間が必要となるケースもあります。
出力設定によっては効果に個人差
出力設定が弱すぎると、十分な効果が得られないこともあります。施術回数や出力の調整は、医師や看護師と相談しながら進める必要があります。
施術の流れ
- STEP1. カウンセリング
医師が肌状態・毛質・脱毛履歴を確認し、最適な照射モードを決定します。アレルギーや日焼け状況も確認。
- STEP2. 施術前処理
剃毛(ご来院前に行うことをお願いしております)と冷却ジェルの塗布を行い、皮膚を保護。必要に応じてテスト照射も行われます。
- STEP3. レーザー照射
ターゲット部位にレーザーを照射。照射範囲に応じて90分〜120分程度で完了。
- STEP4. クーリングとアフターケア
照射後はしっかりと冷却・保湿を行い、赤みや腫れの予防をします。
費用

全腕(ひじ上・ひじ・ひじ下)+全脚(ひざ上・ひざ・ひざ下)
1回 56,000円(税込)
※ワキ、手の甲(指)、足の甲(指)は含まれません。
リスク・副作用
起こりうる副作用
- 一時的な赤み・腫れ・かゆみ
- 毛嚢炎(もうのうえん):毛穴に細菌が入ることでニキビ状の炎症が起こることがあります
- やけどや色素沈着(稀):高出力照射や日焼け肌への照射で生じる可能性あり
- 硬毛化:VIOや顔などで毛が太く硬くなる現象がごく稀に起こる
注意すべきポイント
- 施術前後の日焼けNG:レーザーはメラニン色素に反応するため、日焼けはやけどや炎症のリスクになります
- 保湿ケアの徹底:脱毛後は肌が乾燥しやすくなるため、しっかりと保湿を行うことでトラブルを予防できます
- アフターケアを怠らない:赤みやヒリつきが長引く場合は、医師に相談すること