ルビーフラクショナルレーザーとは?

前回、そばかすの治療について お話ししました。

今回はその治療に用いられる ルビーフラクショナルレーザー についてお話いたします。

従来のQスイッチルビーレーザーは、照射後塗り薬やテープを貼ったりといった ダウンタイム が生じてしまいます。

スポットのシミでしたらこの方法で行うと非常に効果的なのですが、広範囲となると治療後の ダウンタイム が気になります。

こういった問題点を解消したのが、 ルビーフラクショナル です。

フラクショナルQスイッチルビーレーザー、ルビートーニングとも言います。

従来のレーザー照射が 面状照射 であるのに対し、こちらは 点状照射 で行いますので、皮膚表面のダメージが少なくなります。

どんな方の治療に適しているか?

 # そばかす(雀卵斑)

 # 多数の小さなシミ

 # ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

 

通常レーザー治療後はカサブタができて、それがとれるまで塗り薬を塗ったりしなければいけませんが、

ルビーフラクショナル はダウンタイムが少ないので、人知れず薄くなっていきます。

1回の照射でも効果が見られる方はいらっしゃいますが、通常は 月1回毎に3~6回 の照射を行います。

実際のケースをご紹介いたします。

頬の多数の小さなシミ

通常は 麻酔クリームを30分 塗っておいてからレーザー照射します。

 

照射直後は赤みが出ます

赤みは 数時間~翌日 には引きますので、すぐにメイク可能です。

月1回、3回照射 を行った結果です。

3回照射後

1回目は皆さんあまり効果を実感されません。

2回3回と照射を行うと、「気づいたらシミがなくなっていた!」と言われます。

  治療前               治療後

比較するとこんな感じです。

ただし、大きなスポットのシミには適していないのでそちらは通常の Qスイッチルビーレーザー で治療します。

 

そばかす・しみ・ADM」などでお悩みの方は一度ご相談くださいませ。

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記事監修医師

略歴

2000年3月 藤田保健衛生大学医学部卒業

2001年5月 医師免許取得

2001年5月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 入局

2003年4月 土岐市立総合病院形成外科 勤務

2004年4月 市立伊勢総合病院外科 外科研修

2005年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 勤務

2008年4月 津島市民病院形成外科 勤務

2010年3月 医学博士取得

2011年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 助教

2013年4月 津島市民病院形成外科 主任医長

2015年4月 みやもと美容クリニック 開業

所属学会・資格

日本形成外科学会専門医

日本形成外科学会正会員

国際形成外科学会会員

日本頭蓋顎顔面外科学会会員

日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会会員

ボトックスビスタ®認定医

ジュビダームビスタ®認定医

みやもと美容クリニック
院長/宮本 英治
(みやもと えいじ)